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嫌われている社長への従業員からの想いと扱い【嫌われやすい経営者の特徴も】

こんにちは、関根です。

世の中には数多くの会社が存在し、100社あれば100人の経営者がいて100通りの経営方針があります。

社長も人間ですから、100社あれば100個の個性があるとも言えます。愛されている経営者もいれば嫌われている経営者もいますよね。

あなたは、従業員から愛されている経営者ですか?それとも嫌われている経営者ですか?

そもそも論として会社経営は人に好かれるために行なうわけではないので、必ず好かれたり愛されたりする必要があるわけではありません。

ですが、特に地域密着型ビジネスの場合、経営者が1人の人間として従業員から信頼されたり、志や姿勢に感銘を受けたりすることが売上に大きく繋がっていることも忘れてはいけません。

地域密着型ビジネスの良し悪し

こんなTweetをしました。

大企業であれば経営者が好かれていようが嫌われていようが組織化されているのですぐに大きな影響はあまりないですが、地域密着型ビジネスの場合は組織よりも族のイメージが強いので、売上に結構大きく影響します。従業員の生活を背負う経営者は孤独ですが、心が成長すれば必ず従業員は応えてくれます。

実体験から本音でこのように思っています。

そして僕は、これこそが地域密着型ビジネスの良いところでもあり、悪いところでもあると思っています。

悪いところというと語弊がありますが、経営者次第で売上にも集客にも雰囲気にも直結しているなぁと感じるのです。

むしろこれを分かっている経営者は素晴らしいの一言に尽きます。

●自分次第で売上が変わる
●自分次第で従業員が変わる
●自分次第で雰囲気が変わる

ここを理解している経営者はきっと従業員からも顧客からも愛されていると思います。

嫌われやすい社長の特徴

ここで、嫌われやすい経営者の特徴をお話しておきます。

ドドッといきます。

●情緒不安定
●言っていることがコロコロ変わる
●びっくりするほどのケチ
●決断が遅く従業員を常に困らせる
●嫌な仕事を従業員に任せる
●発言と行動が違いすぎる
●頭ごなしにキレる
●給料払ってやってると言い出す
●働かせてやってると思っている

問答無用で上の特徴に当てはまっている社長は嫌われています。

基本的に経営者というポジションは好かれにくいポジションではあるのですが、人間性が疑われる経営者はシンプルに嫌われてしまいます。

そして残念ながら多くの場合、経営者は「自分は悪くない。従業員が使えないんだ」と言い出します。

あなたの会社にいる従業員なんだから、それもこれもすべてあなたの責任ですよ!

と言いたくなります。

嫌われている経営者の従業員からの想いと扱い

僕はこれまで、従業員から嫌われている経営者と何人もお会いしたことがあるのですが、今回はとある1人の経営者の話をしてみます。

経営コンサルを依頼していただいたので、現在の状況を諸々調査していました。

経営者からは「従業員を入れ替えたい」という言葉ももらっていました。この話を聞いたときに「いろいろとなにかあるんだろうなぁ」と思いました。

サービス業だったので、ただ従業員を入れ替えるにしても求人コストもかかりますし研修コストもかかります。

僕は社長に聞きました。

「社長。社長が目標としているのは売上を上げることですか?それとも今の従業員を切ることですか?」

すると社長は「もちろん売上ですねぇ。でも従業員が全然働かなくて・・・」と答えました。

僕は一度、半数以上の従業員と個別で面談させてもらうことにしました。ご挨拶も兼ねて。

僕は面談するときや面接をする際に必ず質問することがあります。

●どうしてお金を稼ごうと思う?
●どんな目標があるの?

言葉の言い回しは変わりますが、この2つは必ず聞きます。

この質問をすると、一人ひとりの個性も好きなこともやりたいこともいろいろ見えてくるのです。

この子はこういう目的があってお金を稼いでいる、あの子は家族に少しでも楽をしてもらおうと思って稼いでいる、こんな感じですね。

知ろうとすることで、従業員の人間性も個性も魅力も見えてきます。

面談でも15分ほどざっくばらんにこんなお話をしたのですが、本当にすべての従業員がやる気はあるし、良いマインドを持った人たちだったんですね。

とはいえ、社長へのグチもたくさん聞き、いろいろなことも教えてくれました。もちろん社長には内密にすることを条件に。

そもそも本当に従業員が「働かない人たち」だったとしても、根本となる責任は社長です。ですから、従業員をどうこうするのではなく、社長に変化してもらわなければいけません。

売上が良ければそのままでも良いですが、こういうところに限って毎月赤字を叩き出していたりするのです。

というわけで僕は従業員を切り捨てることはオススメせず「切り捨てても結果同じことになります」と社長に伝えました。

大学生の男の子の従業員がいました。

その子が急に「関根さん、◯◯さん(社長)の言ってることを当てにして疲れすぎないようにしてくださいね・・・僕たちのこともいろいろ言われていると思いますが、全然僕たちからすると話が違うんです」と話してきてくれました。

これまでに本当にいろいろあったんだなぁと推測できます。

僕の任務は「売上を伸ばすこと」なので依頼主の社長から好かれることでも従業員から好かれることでもありません。

逆に言えば売上アップに繋がることは根本部分から何でも提案します。

今回の場合、従業員は社長のことを一切信頼しておらず、多くの従業員が「なにも分かっていない」「口だけ」「ウソをつく」と口を揃えて言っていました。

その結果「社長がこんなんなんだから、うちらも好きなことしよーぜ?頑張る意味ないし!」と社長のいないところで自由になります。

これではいくら社長が売上を上げようと思っても、誰も協力してくれる従業員もいなければ、熱心に働いてくれる従業員もいません。つまり「売上減少」「赤字続き」となり、行く末は「廃業」となります。

僕は社長と従業員の間に入り、お互いが勘違いしていることや思っていることの伝達を行ないました。

クッション役が1人いるだけで結構変わるものです。

「◯◯さん(社長)がそんなふうにうちらを思ってくれてるなんて知らなかった」という言葉も何度も従業員から聞きましたし、逆に社長からは「みんな本当は良い子たちなんだね。売上を上げて時給をもっと上げてあげたい」なんて言葉も聞きました。

結局のところ、お互いの気持ちがすれ違ってしまっていたんですよね。

社長が従業員に対し「働かせてやってる」「給料払ってやってる」と思うならば、従業員は「働いてやってる」と思うでしょう。その逆も然りです。

すごくシンプルなことなのですが、従業員に対し「いつも一生懸命働いてくれてありがとう!給料も少なくて申し訳ないんだけど、受け取ってね」という姿勢を見せれば、従業員も「こちらこそ働かせてくださってありがとうございます!給料もありがとうございます!」となるのです。

これが理解できない経営者は残念ながらどんどん廃れていってしまいます。

綺麗事ではなく、すべては人間同士ということです。

人間関係や職場の雰囲気が良好であれば、少しくらい給料が安くても、少しくらい激務でも人はがんばれるのです。がんばろうと思えるのです。

これが「人の気持ち」というものです。

従業員にかける言葉、あなたの姿勢や行動、明日からぜひ意識して取り組んでみてくださいね。

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